スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ラリーモンゴリア2009レポ ETAP6 後半
- 2009/08/29(Sat) -
RCPで1時間の強制ストップをした後、SS残り140km程でCP2。

そして、111kmのリエゾン(3時間以内)を走れば今日のビバーク「ハラホリン」

rmg 049

RCPの1時間はランチパックを食べたり、体を休ませたり、気持ちを落ち着かせたり、安全にラリーを走るために主催者が用意した、大切な時間だと思う。




ランチパック:パン・クラッカー・ビスケット・豆・柿の種・ビタミンゼリー・魚肉ソーセージ・ets・・・

砂漠で食べるこの「魚肉ソーセージ」が、何故かメチャクチャ美味しく感じるのですw

この日は何故か「魚肉ソーセージ」がポケットに三本も入っていた?

魔法のポケット、嬉し~wでもチャックが壊れているw


ハンドシグナルを受けて再スタート。前後に大分時間があいているので一人旅。

走り出して40km程、大した問題もなくスムーズに歩を進めると、辺りが山岳になってくる。

空をだんだん雲が覆ってきて、遥か前方には雨が降っている模様。

ここでこんな空を見たのは初めてだな~なんて思っていると、空を真っ黒な雲が包み込み、気温が一気に下がってきた。
なんだか10~15度位一気に下がる感覚。

そして、とうとう霧の様な雨を降らせる雨雲の下へ入ってしまった。

今回、高級なレンズを使用しているため、曇らないし視界も良い。

しかし、とにかく寒い!!!

山岳のピストは濡れるととても滑るし、キャンバーになっている所やらガレガレやら、しかもこんな時に限ってナビゲーションが難しい。

そして更に、天候は悪化。


暴風雨!


大雨は全身を濡らし、強風は体を容赦無く冷やす・・・。


これって本当にやばいかも!?


CP2まではまだ100kmは残しているし、その後のリエゾンも111km。

降り続いたら体がもたないかも・・・。

とにかくSS中なので、CP2までがんばって走ろう。

ワンミスが本当の意味での命取りになると考え、細心の注意を払いながら走る。

そして何故か?このタイミングでマップケースに不具合がおこる。

下のシャフトがガチガチに固くなって巻き取らなくなった!?

手で思いっきり力を入れて送りこまないと動かない・・・。

屋根なんて見渡す限り無い所で、大雨の中マップケースを開けて修理する訳にもいかないし、そんな事する元気も無いw

「うんうんわかったわかった、じゃあこういう感じで行きましょうね」腹をたててもしょうがない、とにかく行ける所まで頑張るしかない。

(4年で3個目 某有名ドコロのマップケース もう絶対使わないw)

途中、遊牧民のゲルがいくつも見えたが、その度に非難させていただこうかと考えるが、そうしたらもうアウトだと思い、見過ごす。

ピストはあっという間に水が溜り、川のようになってきて、まともに走れない。

「ここでミスしたら、たぶん気持ちが折れてしまうだろう」と、気持ちが下降気味になった時は、大声で「うわ~っ!」っと言いながら、気合を入れなおす。

「お前は雪国育ちだろっ!」(最近はめっきり降らないが)と訳のわからない言葉を自分に言い聞かせて自分を奮い立たせる。

そうこうやりながら、どうにかCP2に到着・・・。

チェックを受けながら一言

「寒い・・・」

とアピールしてみるが。

「がんばってください」

と、一言w

まあどうしょうもないですよねw

CPを通過しても、まだ何も解決したわけではない。
雨風は弱まるどころか、どんどん強くなってくる。

残りリエゾン111km・・・。

CP後直ぐの所の給油所でとりあえずガソリン補給。
いつもより1万ツグルク位多くぼったくられた感じだが、そんな事どうでもいいw

あと1時間半ほど頑張れば、乾いた服と暖かいご飯がまっていてくれる(はず)

コマはほとんど無い、たしか40kmほど行った所を左、あと80kmは真っ直ぐ、みたいなコマ。
そのコマがほとんど無いというのが、逆に辛い。

ナビする必要が無い為、とにかくやる事はバイクにしがみついて走る事。
がんばって走っても、まだ5キロしか進んでないの~!?みたいな事の繰り返しw

途中お化粧室に止まった時、手にかけようか・・・なんて考えるほど寒いw
全身が濡れていて強風が吹くため、止まっていようが走っていようが同じ地獄。

ふと、八甲田山雪中行軍を思い出す。

低体温症で頭が狂ってしまい、裸になって暴れだす。あんな症状が自分にも訪れるかもw

穴ぼこだらけで、ピストより危険?な舗装路をひたすら走り、なんとかビバークへゴール。

運が良い事に、この日のビバークは今回初のゲルテントのあるツーリストキャンプ場。

マシンを置いて直ぐに荷物をもらいに行くと、カメラがまっていた。

「道、ぬかるんでましたか?」

とにかく、早く着替えないと氏んじゃう、と言っておいたw

ゲルの中に入って、とにかく濡れたウエアーを全部脱ぎ捨て、乾いた服に着替えて布団に包まった。

しかし、一向に体が温まらない・・・。

管理人の方が、ストーブの煙突を立てにきてくれたが、薪を持ってこない。

仕方ないので、ランチパックの残りのビスケットをほおばり、また布団に包まった。

それから1時間程してから、ようやくストーブに火が入った。

「ほっ・・・」

rmg 050
<死闘を生き抜いてきた漢達の表情w>

体が温まってから、キャンプ場のレストランで食事をして、まだ帰らないライダーを心配しながら待っていたが、暗くなっても帰らない人が大勢残っている・・・。

冗談じゃなく、これは命に関わる事だ、時間がたてばたつほど心配になる。

この冷たく激しい嵐は、モンゴル人スタッフも何十年と体験した事が無いほど珍しい荒天だったらしい。

やはりこの日、途中力尽きて動けなくなった人や、遊牧民のゲルに非難させてもらった人が多数出てしまった。

それを助けるスタッフも、相当苦労をされたらしい。

自然の恐ろしさを身をもって知った。

このロングステージは正に「サバイバル」という言葉そのものだった。

今後モンゴルにチャレンジするライダーに一言、これだけは自信をもって言える。

悪ぃ事言わねぇから 「カッパ持って走れ!!!」


<成績>

SS1 8位 7:35:51

SS2 悪天候の為RCP以降キャンセル

GENERAL 10位 40:21:09


スポンサーサイト
この記事のURL | ラリーモンゴリア2009 | CM(6) | TB(0) | ▲ top
<<ラリーモンゴリア2009レポ ETAP7 | メイン | ラリーモンゴリア2009レポ ETAP6 前半>>
コメント
-本場ラリ-では勝てないだろうなあ・・・-
自分は根性がないので想像しただけで悲惨な結果になりそう・・・

まずはTBIだけど、リハビリもかねて根性をたたき直します!
2009/08/30 00:12  | URL | シラス #LkZag.iM[ 編集] |  ▲ top

-シラスさん-
この日は根性よりも「生きたい」っていう人間の「本能」だと思いますよwww

とにかく早く帰らないと氏んじゃうから、走り続けるしかないんです。

しかしこのラリーの期間中に何十年に一回って荒天になるなんて・・・運が良すぎますw
2009/08/30 01:54  | URL | のりお #-[ 編集] |  ▲ top

-さすが-
のりおさんの雨男ぶりも人を危うくするほどに強くなってしまったようで・・・もう一緒に走るのはやめよう(笑)寒いのはツライでしょうね。私だったら走らずにすぐに近くのゲルに避難しそうです。
525はいつごろ帰国するのでしょうか?どんな状態になっているのか店長も私も見てみたいです。
2009/08/30 23:15  | URL | サワディはせがわ #-[ 編集] |  ▲ top

-サワディはせがわさん-
町内の盆踊りや運動会などには「お前は来るな!」とよく言われますw
競技中じゃなかったら絶対に非難していたと思いますが、皆も同じく辛いだろうが頑張って走っているだろうなと思うと、なんとしてもゴールしようと頑張れました。
525はいつになるんでしょうね~。荷物に変な物が入っていなければ1~2ヶ月で届くとは思うのですが、私には判りませんw
2009/08/31 00:44  | URL | のりお #-[ 編集] |  ▲ top

-つらかったね・・-
まさに、帰ってきたときの私の顔が、厳しさを物語っています・・・(^_^;) ボケ具合もグー。
「帰り着いてよがったぁ~」
2009/09/01 23:46  | URL | サテン #AX6y/vr6[ 編集] |  ▲ top

-サテンさん-
長いうえにあの雨・・・。本当に辛かったですね・・・w
しかし、終わってしまえば良い?思い出。
また行きたくなっちゃいますね~w
2009/09/02 10:26  | URL | のりお #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://ilovefreeride.blog57.fc2.com/tb.php/421-27559d69
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。